国公立医学部志望受験生の私立大学併願先について
どうも、こんにちは。
一浪を経て国公立医学部に合格したぷろろです。
今日は「国公立医学部志望の受験生の私立大学併願先について」について綴ってみます。
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①国公立医学部志望受験生の私立大学併願先は「私立大学医学部」
国公立医学部志望受験生の私立大学併願先の1位は、私立大学医学部です。
ぷろろは、浪人当初国公立医学部単願でしたが、途中から私立大学医学部の受験を考えました。
・チャレンジ校
・身の丈校
・滑り止め校
を設定し、学費が安いところに絞って私立医学部受験にのぞみました。結果、身の丈校と滑り止め校に合格をいただけました。拾ってくれた私立医学部さま、本当にありがとうございました。
私立医学部受験費用は一校につき6万円。その他交通費や宿泊費、赤本などをいれるとなんだかんだで50万円程の支出となったわけですが、これを高いとみるか、安いとみるかはその人次第でしょうか。
普通、「たっかーい」と思うんですよね。
ぷろろが親だったら顔が引きつりますもん。
が。
医学部受験に関しては、そこまでお金がかかっていない方だと思います。いや、むしろ安くあがりました。
ぷろろの場合、国公立大学医学部合格前に私立大学医学部の合格がなかったため、手付金を払わずに済んだのです。
これはこれで精神的にかなりやられるものの、「あとがない」という現実をつきつけられ、国公立大学医学部合格への火付けになりました。
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②国公立医学部志望受験生の私立併願先は「私立大学薬学部」
まわりの人の話を少ししようと思います。
国公立医学部志望受験生の私立大学併願先で多いのは私立大学薬学部です。
慶応大学薬学部(65)
東京理科大学薬学部(62.5)
星薬科大学薬学部(57.5)
明治薬科大学薬学部(57.5)
昭和薬科大学薬学部(52.5)
*()は河合塾換算予想偏差値
などを併願先(滑り止め)としている人が多かったですね。
私立の薬学部は、センター受験可能な学校が複数あります。理科大薬学部を第一志望にしている人には至極迷惑な話なんですが、センター受験に関していえば、医学部志望の学生が結構受験しています。
③国公立医学部志望受験生の私立大学併願先は「私立大学工学部・理工学部」
国公立医学部志望受験生の私立併願先として多いのは、私立工学部&理工学部です。医療に関連した学部に出願する傾向にあります。
慶応大学理工学部全般(62.5〜65)
東京理科大学全般(55〜62)
明治大学電気電子生命学科(57.5)
*()は河合塾換算予想偏差値
このあたりが医学部受験生の併願先です。
早慶は私立理系の最高峰ですから、東大京大東工大などのガチ理系勢がライバルになります。早慶の合格発表は2月中旬であり、国公立医学部受験の前です。
早慶で合格をいただけた場合、理系科目ができたという証です。「国公立大学医学部もこの調子で受かるだろう」という自信に繋がります。
④東大京大志望受験生の私立大学併願先に「私立大学医学部」もある
さて、今までは国公立大学医学部受験生の私立大学併願先をつらつらと書いてきましたが、東大京大志望学生の私立医学部併願先もちらっと書いてみます。
たまにいるんです。
工学部志望なのに、医学部をうける人たちが!!!
東京慈恵会医科大学医学部(70)
順天堂大学医学部(70)
慶応大学医学部(72.5)
*()は河合塾換算予想偏差値
あたりは、東大志望の理系学生が受験に参加してきます。
「6万円の受験費用を負担しても受けるか!」と医学部志望学生側は感じるものの、東大を受験する層の中には「だめだったら私立医学部でもいいや」という気持ちもあるのです。だめだったら早慶じゃないところがお金持ちです。
⑤結論:医学部だけ受ける層はまれである
というわけで、今日のテーマは「国公立医学部志望受験生の私立大学併願先について」でした。
医学部志望受験生は、医学部だけ受ける人はまれです。国公立の医学部が不合格になった人は、
私立大学医学部
私立大学薬学部
私立大学工学部
私立大学理工学部
へ進学する人が多いです。
もしくは、後期試験で安パイをとり
国公立大学工学部
国公立大学薬学部
という風にシフトする方もいます。
または、地方の国公立大学医学部に受かったけれど、都内の私立医学部に受かったので国公立を辞退する人もいます。
考え方は人それぞれです。
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