一浪を経て某国公立医学部に入学した人のブログ

一浪を経て某国公立医学部へ入学しました。浪人生活や医学部受験について書いたブログです。

国公立大学医学部しか考えていなかった私が私立大学医学部も受験した理由

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どうも、こんにちは。

一浪を経て国公立医学部に合格したぷろろです。

 

今日は「国公立大学医学部しか考えていなかった私が私立大学医学部も受験した理由」について綴ってみます。

 

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 ①ぷろろは落第生でした

 

ぷろろは、中学〜高校時代、勉強ができる方ではなく、どちらかというとできない子であり、遊んでばかりいた落第生組です。

 

 成績は下の中〜下の上あたり。嫌いな教科はやらない。好きな教科もない。勉強ってどうでもいいくらい思っていました。

 

 そんなですから、母校に医学部合格の連絡をした時は、先生方がめちゃめちゃびっくりしていました。 

 

まさか!!!あの子が!!! 

 

という気持ちのほうが大きかったのでしょう。

 

浪人する前に「医学部を受ける」とは伝えていなかったし、寝耳に水感もあったと思います。

 先生、ぷろろはやり遂げました。良い子になりました

 

 ②浪人生活に感じたのは、お金の大切さ 浪人生活中に感じたのは、お金のありがたさ

と大切さです。

 

 医学部受験は、なにかあるたびにどどーんと費用がかかりました。 自分が払っていない分、申し訳ない感もひとしお。

 

いくら頑張っても合格が出ず、胃がキリキリ。

 幸い国公立の医学部に合格をいただけたから良かったものの、私立大学医学部へ進学していたら我が家は売りに出されていたでしょう。 

 

うちの親は普通のサラリーマンです。よく医学部受験をOKしてくれたなーと思います。

私立に転がる可能性もあったのに。

本当に感謝しかありません。

 

 ③11月の塾面談で「やっぱり私立も受けようかな」に気持ちが変化

 

 というわけで、ぷろろは優秀な頭脳も潤沢な資金も持ち合わせていないという、医学部受験にはあまり適さない人間なんですが、ポジティブさは人一倍ありました。 

 

目標を持って勉強を続けていたら欲が出てきて、なにがなんでも医学部に入学したくなったのです。

 

そして、受かる気がしてきたのです。

 

  親との取り決めは

 

 国公立医学部>国立理系学部>私立理系学部>私立医学部

 

 ただでさえ忙しい医学部浪人生です。 「工学や薬学、理学部対策なんかしていられるか! んな暇はない」が正直なところで、反旗を翻しました。 

 

11月に行われた塾と親とぷろろの三者面談後、急遽私立医学部を考え始めました。まわりは小論や面接対策をすでに行っており、二歩も三歩も出遅れてはいましたが、そもそも、そもそも、医学部受験のスタートがまわりより遅れているのです。

 

 ぷろろは 浪人生活で医学部受験スタート=ド素人 

 

鷹揚にかまえ「同じ医学部なんだから私立も国立も一緒だろう」と思い込み、私立医学部受験校のピックアップをはじめました。 

 

④私立医学部受験は「難しかった」

 

浪人生活の11月に急遽私立医学部を受けると決めたぷろろですが、受験校を決めただけで特に対策もせず、あっという間に時間だけが過ぎていきました。

 

 センター試験の直後が私立医学部入試ラッシュ とぼんやりわかってはいても、目の前のセンター対策に追われてしまう。

 

私大は過去問も買っておらず、小論文対策もしておらず。

面接もロングで練習しておらずのナイナイナイ。

 

 私立医学部を受験するたび、自分のいたらなさやできなさ具合がわかり、思いっきり落ち込みました。計画性のなさにもがっかりしました。

 

 完全に「キリギリス」です。

 

どうにかなるさ精神でずっと生きてきたぷろろは、いくつになってもキリギリス。アリにはなれぬと悟りました。

 

 だとしたら、私大医学部で失敗したことを次に活かすしかありません。紆余曲折ありつつ、なんとか5つの私大医学部受験を終えました。

 

 ④なかなかこない「私立医学部繰り上げ合格」

 

  センター試験のあとからはじまった私立医学部受験。びっくりするほど合格の「ご」の字が来ませんでした。 二次試験に進めたは良いけれど、補欠合格の電話は待てども待てども鳴りません。胃は痛くなるばかりです。

 

 面接で地雷でも踏んでしまっただろうか

人間的に問題があるんだろうか

良い人を演じれば良かったのだろうか 

 

学力以外の面で落とされたのかとしたら、それはそれでショック。国公立大学医学部の二次試験も迫ってきて、精神的披露はピークに達しました。

 

 そんな時、支えてくれたのは、現役で医学部に行った友人たち。

 

 「私立医学部の合格は3月にまわるのがほとんど。気にするな」

 

 この言葉に何度励まされたことでしょう。そして、本当に3月にしか私立医学部の合格が回ってきませんでした。

 

   ★ゼロから始める医学部受験 

 

⑤結論:私立医学部受験はチャレンジしよう

 

 というわけで、今日のテーマは「国立大学医学部しか考えていなかった私が私立大学医学部も受験した理由」でした。 

 

浪人生活終盤の時、ぷろろの中での優先順位は

 

 国立大学医学部>私立大学医学部>国立理系学部>私立大学理系学部

 

 浪人当初は、国立>私立 の図式です。しかし、浪人生活が進んでいくと「どうしても医学部がいい」という気持ちになりました。

お金もなにも見えなくなります。

 

 医学部受験を考えている受験生の皆さんは、ぷろろのようにドタバタで私立受験を決めると痛い目に遭います。が、私立大学医学部受験がなかったら、大本命の国公立医学部の試験で地雷を踏みまくっていたのも事実であり、精神的に追い詰めてくれたのも私立医学部でした。

 

 落ちるのが大前提受かったらラッキー忘れた頃に合格はやってくる 

 

これがぷろろの私立大学医学部への気持ちです。 医学部受験には色々お金がかかります。え、知ってるって?でしたらなおさらのこと、計画的な受験をおすすめします。  

 

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