よっぽど二次力に自信がなければ、受験校はセンター得点率によって極限にまで絞られる
どうも、こんにちは。
一浪を経て国公立大学医学部に合格したぷろろです。
今日は「よっぽど二次力に自信がなければ、受験校はセンター得点率によって極限にまで絞られる」について綴ってみます。
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①「普段は120%の練習をし、本番で100%の力を出し切る」
医学部受験生にとってセンター試験のプレッシャーというのは相当です。ぷろろの場合、今まで経験したことがないくらい大きなものでした。
全科目で9割って…本当に大変なんですよ。
ぷろろは実際の入試で取れていませんし、過去のセンターを解いてみても同様でした。
「普段は120%の練習をし、本番で100%の力を出し切る」
これくらいの気合がないと駄目なんですね。つまり、センターで9割取る人はボンミスでの失点なのです。
わからない?忘れた?
ブッブーです。
②医学部受験はセンター得点率でかなり左右される
2020年の入試を最後にセンター試験が終了したわけですが、医学部受験における統一テスト比重というのは今後も続くのではないでしょうか。
テストが変わったからといって、医学部に求められる力は変わりませんし、これからの時代、更に更に冷静さや俊敏さ、行動力が求められるはずです。
医師という職業は凡ミスが許されません。
なにごとも丁寧に、そして、冷静に職務をこなす力が求められます。
どんな人でも対応し、その場にあった行動を求められます。
ぷろろはセンター問題から
「君はどんな場合でもきちんと対処できるかな?」
と問いかけられているように感じました。今年受験を迎える皆さん、受験勉強は楽しいばかりではありません。けれど、合格の喜びはなににもかえられぬものですし、将来誰かのために働けるのは素晴らしい(はず)です。
時間は有限。時は金なり。
コロナに負けず、勉強がんばろう。
③12月までの模試判定は当てにならない部分もある
さて、テストに話を戻します。
ぷろろはセンター試験85%の得点率だったわけですが、これは自分なりに「よくできた」と思っていました。国語での失点が40点に抑えられたわけですから、バンザイバンザイバンザイだったのです。
最低限のボーダーは超えた。
二次には国語がない。
ラッキー。
やった。
こんな気持ちで国公立の二次試験に臨めました。ある意味、テンション高く国公立の試験に突っ走れたわけです。
しかし、完璧主義だったり、二次力に自信がない場合は、センター得点でテンションが大幅に下がる可能性もあります。
「どこでもいい、医学部なら」という層以外は、センター得点率でより受験校が絞られてしまい、緊張も高まってしまいます。
また、二次力がそこそこあるのに、センターを失敗してしまった結果、志望校を下げ、もやもやした気持ちで試験に臨む層も存在します。
試験は水物であり、志望校は限定しない。
過度に期待せず、かといってだらけすぎず。
妥協点を見出し、冷静に対処する。
これが医学部入試で合格を勝ち取る方法なのかなと個人的に思っています。
上記の内容を加味すると、12月まで行われる模試判定は、国公立医学部においてはあてにならないです。誰でも出願できる私立医学部の方が本人の成績を反映しています。
私立医学部で正規合格をいただけた人の多くは、旧帝医学部クラスに安心して出願でき、合格を勝ち取っています。
また、ぷろろを含め、医学部受験生というのは「全国へ飛んでやる」という気持ちがあります。
そのため、中間〜下位の国公立医学部の倍率は不安定です。博打ににた試験になります。医学部受験において倍率とセンター試験得点率は非常にキモです。
私立医学部に全オチしていても地方国公立大学に合格というパターンもあります。あきらめてはいけないのも医学部入試です。
④私立医学部を受けてみた感想
以下はぷろろが私立医学部を受けてみた感想です。
★数学:普通
★化学:どの学校もむずかしい
★物理:普通
★英語:医学単語に惑わされるが、問題自体は案外普通
小論は重要フレーズ一覧をみたり、模範解答を読んで書き方を研究しました。面接は、本番で失敗しまくるのが一番ためになりました。次回に活かせるのです。
ぷろろの最終目標は、国公立医学部への合格でしたから、私立医学部受験で学んだことはたくさんありました。
⑤結論:医学部受験生は一発勝負できない傾向ににあり、1つのミスが命取りになる
というわけで、今日は「よっぽど二次力に自信がなければ、受験校はセンター得点率によって極限にまで絞られる」について綴りました。
医学部受験というのは、一発逆転がおこりにくくなっています。何段階にもわけて己の力を試されるのです。付け焼き刃はご法度。
ぷろろは、国語が苦手でしたが、基本的に国語は二次試験に組み込まれていません。これをはずした学校に出願し、二次で勝負に出ました。
医学部受験生は英数理をきっちりやること。これにつきます。
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