医学部受験は「予備校の先生を信頼せよ」な話
どうも、こんにちは。
一浪を経て国公立大学医学部に合格したぷろろです。
今日は「医学部受験は「予備校の先生を信頼せよ」な話」について綴ってみます。
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①予備校はお金がかかります
突然ですが、予備校代って高いんですよ。
100万円は授業料で飛んでしまいます。それに季節講習や受験費用、入学手付金、交通費、昼食費など、もろもろで更にお金がかかります。
運良く(いや、実力)私立医学部に複数合格を頂いた場合、国立二次試験前に200万の手付金を払ったという話もききますし、受験代だって1つにつき6万円です。
もう、わけがわからなくなるほどお金が飛んでいくのが医学部受験です。
ですからね。
予備校に通うと決めたら徹底的に利用しないと損です。
②予備校の先生は鋭い
ぷろろは性格が「きりぎりす」「あり」のため、どこか楽観的で、「このままいけばどこか受かるんじゃね?」的な、なんともいえない自信がありました。
そういう考えは塾の先生に丸わかりだったようです。合格の可能性を示しつつ、けれど、気を許してはいけない旨、何度も何度もぷろろに話してくれました。
「ぷろろの問題点は文系科目。いやだいやだと駄々をこねていても時間は過ぎ、試験はやってくる。自分で気が付かないとだめだ。とにかく国語をなんとかせよ」
「医学部受験層は、基本的にきっちりしていて真面目。取りこぼしがない。ぷろろは、うっかりミスが多く基礎を落とす。かといって応用がずば抜けているわけでもない。が、ひらめくとどどーんととってしまう。非常に危うい点のとり方だ。そして、何度もいうが、センター突破が肝である」
これだけ聞くと非常に怖いんですけど、愛あってのムチでした。
予備校の先生いはく、医学部は2パターンにわかれるらしいんですよ。普通の問題をきっちり仕上げてくる「基礎型」。難しい問題をすぽーんととってくる「応用型」。
基礎か応用かはテストによってわかるらしいんです。基礎が取れる子は「◯◯模試」。応用が取れる子は「◯◯模試」とね。なにがどうとか忘れちゃったんですけど、型があるらしいです。
ぷろろは気分屋のため、テストの出来が不安定であり、基礎と応用をフラフラしていました。もやもや病です。そのため、先生は出願校を選ぶのがとても大変だったようです。
③とりあえず「センター取れ」
塾の先生はぷろろの性格を熟知してくれていたので、全面的に信頼していました。
「得意科目で満点を狙いたいのはわかるが、上限値まで10点ぐらいしかないならもったいない」
「とにかく苦手科目(国語)に集中すること。ここがお前の一番の伸びしろだ」
「数ヶ月我慢しろ。数カ月後に未来が決まる」
ここまで言われたらね、人間苦手科目に手をつけたくなるんですよ。そして、得意科目は数ヶ月放置しました。
④結論:信じるものは救われる
今日は「医学部受験は予備校の先生を信頼せよ」な話について綴りました。
予備校の先生はその道のプロ。
どんな子が受かり、落ちていくかを、何百人何千人と見ています。
だから、信用したほうが良いですよ。信じるものは救われます。
「先生は忙しそうだからお話しにくいな」
「こんなくだらないことで相談なんてしちゃだめだよね」
ううん。
そんなことはないですよ。
ぶっちゃけいえば、予備校の先生たちにとって
生徒の合格=仕事の評価
ですから。1でも多いほうが良いんです。それに、予備校の先生になるような人は「教え上手」「頼られたい人」ばかりです。全力でぶつかっていいと思います。
ぷろろは先生から
「私立はおまけ。練習。本命はどこだ?国立だろう」
「私立なんて落ちたっていいんだよ!」
と言われて、かなり救われました。
医学部受験は私立からスタートします。
落ちても気にしないでください。
大丈夫だから。