日本の国公立医学部がだめだったら海外の医学部を目指していたかもしれない
どうも、こんにちは。
一浪を経て国公立大学医学部に合格したぷろろです。
今日は「日本の国公立医学部がだめだったら海外の医学部を目指していたかもしれない」について綴ってみます。
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①日本の国公立医学部がだめだったら海外の医学部も視野に入れていた
ぷろろの親は普通のサラリーマンのため、ぶっちゃけ資産がありません。よって、国公立医学部に合格する必要がありました。
しかし、お金がない家にはそれなりに抜け道もあります。その1つが東欧地域の医学部への進学です。
★入学試験は日本より簡単
★卒業とともに英語(+その国の言葉)ペラペラ
★国際医師として活躍できるかもしれない
★日本の私立医学部より学費が安い
条件だけみているととっても良さそうでした。
海外医学部を第一志望にはできないが、全オチだった場合の進路としていいかもしれない…。
ぷろろは、予備校がはじまってすぐの頃、ハンガリー医学部説明会へ参加しました。
②ハンガリーの医学部のメリットデメリット
ハンガリーの説明会は一人で来ている人はほとんどおらず、基本は親子参加でした。お金もかかるし、海外ですからね。
高校生の頃って親と一緒に過ごしたり話すのが嫌な時期。でも、受験を期に親と歩み寄ってみたほうが「絶対得」です。
医学部受験には面接があります。医者ってコミュニケーションが大切な職業ですから、人とうまくやれない人はシッシとされることもあるんですよ(だって向いてないじゃん?)。最小にして最大の所属グループが家族なんですから円満にやりましょう。
親や兄弟、ジジババと仲が良ければ、細々とした雑務も頼めますし、まともな家族なら子供の受験に協力的です。
説明会に参加したことで得られた情報は
★半分が脱落して帰ってくる
★生易しいものではない
★強靭なメンタルを手に入れられる
★日本で医師活動はできるが、少し回り道になる
でした。
入試に関しては
入り口は広く、卒業は難しいのが海外医学部。
入り口は狭く、卒業は優しいのが日本医学部。
学費は
国公立医学部<<<<海外医学部<<私立医学部
今後日本はグローバル化が進むため、海外の大学で鍛えられてきた医師は重宝されるだろう。生易しい道ではないが、頑張った分、報われることも多いだろう。学費も私立医学部よりは安い。
ぷろろは海外に興味があったため、ハンガリーの大学は最終的に駄目だったときの候補として考えておきました。
③中国の北京大学も留学システムがあった
ハンガリーの説明会に参加してから数ヶ月がたったころ、中国の北京大学にも留学システムがあるのを知りました。
北京大学を受験するには中国語検定を突破せねばいけなかったよう。ぷろろは中国語が話せませんし、興味もないため、こちらは候補から外しました。
学費は安く、日本との行き来も楽だったんですけど、医師になる時間が日本よりかかり、足掛け10年はみないといけないのがひっかかったのもあります。
④結論:コロナ騒ぎで大学選びも難しくなった
今日は「日本の国公立医学部がだめだったら海外の医学部を目指していたかもしれない」について綴りました。
なんとなく大学へ進学する。
とりあえず大学へ行く。
そういうことすらできない世の中になってしまったため、若者の勉強に対する姿勢は変わっていると思うんですよね。
その中でも海外留学を考えていた人にとってコロナ蔓延は大打撃でした。
来年以降、私立の医学部は易化すると言われています。経済的に無理な家庭が増えるからですね。優秀であっても諦めるんです。それとともに、海外医学部も敬遠されると思われます。
連日の報道を見、医学部に進学したいという層は「漢」。いい加減な気持ちで受験する人は減るでしょう。
医師は人助け。
ぷろろも心に命じます。
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